「ココナラの手数料が高い。自分のサイトを作った方が得なのでは?」と感じたとき、先に比べたいのは手数料率だけではありません。集客、信頼、決済、顧客対応を誰が担うかまで含めて判断する必要があります。
すでに自分で見込み客を集められるなら、独自サイト+Stripeは手数料を抑えやすく、顧客との継続的な関係も設計しやすくなります。一方、集客や初回の信用をココナラに頼っている段階では、全面移行より「ココナラと独自導線を別々に運用する」方が現実的です。
ココナラとStripeの手数料を比べる
2026年7月25日に公式ページを確認した時点で、ココナラの通常サービスは、取引完了時に販売総額の22%が差し引かれます。出品自体の初期費用や月会費はかかりません。
Stripeの国内カード決済は、標準料金で成功した取引1件あたり3.6%です。初期費用・月額料金はありません。ただし、継続課金でStripe Billingを使う場合など、利用する機能によって追加費用が発生します。
| 売上 | ココナラ 22% |
Stripe国内カード 3.6% |
差額 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 手取り 7,800円 | 手取り 9,640円 | 1,840円 |
| 50,000円 | 手取り 39,000円 | 手取り 48,200円 | 9,200円 |
| 100,000円 | 手取り 78,000円 | 手取り 96,400円 | 18,400円 |
※単純比較です。独自サイトではドメイン、サーバー、構築、保守、集客等の費用が別途必要です。返金やチャージバック、利用機能による追加手数料も考慮してください。
手数料差だけで移行を決めない
ココナラの22%には、決済だけでなく、サービスを探す利用者との接点、評価や販売実績の表示、取引画面、代金の預かりなどが含まれます。独自サイトでは、これらを自分で用意します。
ココナラが向いている状態
- まだ自分の集客経路がない
- 実績や評価をこれから増やしたい
- 申込・決済・やり取りを一つの画面で完結させたい
- まず小さくサービスを検証したい
独自サイトが向いている状態
- SNS、紹介、検索などから相談が来ている
- リピートや月額サービスを設計したい
- 予約、決済、LINE、顧客管理をつなぎたい
- 自分のブランドや顧客導線を蓄積したい
「ココナラの顧客を外へ移す」のは別問題
独自サイトを持つこと自体と、ココナラで出会った相手をサイト外取引へ誘導することは別です。ココナラのヘルプでは、サイト外で直接連絡を取ることや、ココナラを通さない取引へ誘導することが禁止されています。
独自サイトを作る場合は、ココナラ内の購入者を移すのではなく、検索、SNS、紹介など、自分で獲得した見込み客の受付経路として設計します。既存プラットフォームの規約を守り、入口を分けて運用してください。
現実的なのは「併用」から始める方法
- ココナラ:新規顧客との接点、単発サービス、初期検証に使う
- 独自サイト:検索やSNSから来た人の説明、申込、予約、決済に使う
- LINEやメール:独自サイトから同意を得て登録した人への案内に使う
- 顧客管理:申込内容、対応状況、継続利用を一か所で管理する
この形なら、ココナラの集客力を残しながら、自分で獲得できた顧客の導線を少しずつ育てられます。
独自サイトを作る前のチェックリスト
- 誰向けの、何を解決するサービスか説明できる
- 料金、提供範囲、キャンセル条件が決まっている
- 申込から提供完了までの手順を書き出せる
- 問い合わせ、予約、決済のどこを自動化するか決めている
- 特定商取引法に基づく表記とプライバシーポリシーを用意する
- 自分で集客する入口を少なくとも一つ持っている
構築費を手数料差で回収できる目安
たとえば初期構築費が33,000円で、22%と3.6%の差だけを比較すると、売上約18万円で差額が約33,000円になります。ただし、これはサーバー代、保守費、集客費、作業時間を含めない概算です。
「何円売れば得か」だけでなく、独自サイトで予約や継続課金を実現できるか、顧客情報と運用ノウハウを自分の事業に蓄積できるかも判断材料になります。料金と対応範囲はLiteramentの料金ページで確認できます。
自分の場合の構成を整理したい方へ
ココナラを残すか、独自サイトをどこから作るか、決済やLINEをどうつなぐかを整理します。相談時点では、まだ移行を決めていなくても構いません。
確認した公式情報
本記事は2026年7月25日時点の公式情報を確認し、AIを調査・構成の補助に使用したうえで、人が内容と表現を確認しています。料金や規約は変更されることがあるため、利用前に各公式ページをご確認ください。